作業療法士って?


作業療法士は作業療法によって「生きること」、「豊かに生活すること」を支えます。

 

作業療法の特徴の一つとして、障害を持つ人々に対して、

活動すること(作業活動)を支援の手段として用いています。

作業活動の範囲は広く、

歩く、人と話す、食べる、仕事、遊ぶ、何かに触る、笑う、空を眺める・・・など、

私達の生活に関わる事すべて、私達の生活そのものと言い換えても良いかもしれません。

 

簡単に言おうとしても難しいですが、

作業療法士(治療者として)の立場から、治療効果のある作業を「やらせる」 わけではなく、

①意欲的に取り組める(興味・関心のある)活動

②伸ばしたい部分(筋力、バランス、集中力、人との関わりかたなど)の練習が含まれる活動

上記二つを考慮し活動を提供します。

 

そして、集中して活動に取り組むことで、心身ともに種々の効果が得られ、

その積み重ねが、生活の中で良い結果へとつながっていきます。

                       (群馬県作業療法士会HPより部分的に引用)

各領域で子どもに関わる作業療法士


運動が苦手、不器用、落ち着きがない、お友達とトラブルを起こすなどの困りごとはありませんか?

子どもと関わる作業療法士は子どもたちの日常の中の生活、遊び、学習の場面を支援するために、医療・保健・福祉・教育の4領域で子ども達をサポートします。

 


医療

病院・施設などで医師の指示に基づいて作業療法を行います。

保健

乳幼児健診および健診のフォローを行います。

福祉

児童デイサービス等で子どもたちをサポートします。

教育

学校教員と協力して子ども達の学校生活をサポートします。